真理藻のblog
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これ、確か10代でお絵描き掲示板みたいなやつで初めてマウスで描いたイラストだったような。
うう、へたっぴ。何がめでたくて「祝」なのかはど忘れ。
乗算とかレイヤーとかの存在はこの五年後くらいに知ることになる。
そのときの正直な感想は、「なんという不正行為!」だったなぁ。
デジタルの世界にも片足突っ込んで仕事をしている現在でも、やっぱり心はアナログに傾いてしまう。
コピペとか色が複製不可で、失敗が簡単に許されない緊張感、現物がすべての証明であるところが好き。
しかしなんというか、最近改めて趣味や根本的な思考が10年前と殆ど変わらないことに驚く。
実家に保管してあった中学生の頃の作品のモチーフにはにすでに動物の骨や爬虫類が描かれていた。
何がきっかけでこんなに爬虫類が好きになったのかだけがどうしても思い出せない。
15歳のとき、美術出版社のとある雑誌の編集部に呼ばれたときに持参したのが
「美顔礼讃―両生爬虫類顔づくし」という、色々な爬虫類の顔のどアップの写真集で、
好きじゃない人が見たら大変恐怖な写真集だったろうに、若かった私は
「ほら爬虫類はこんなに可愛いんです!」と自分の思う「可愛い」を何も疑わずに、
空気も読めずに皆が座っている机の真ん中にどーんと広げたりしたことを
今でも後悔しています・・。(編集長以外みんな引いてたような・・10年越しのごめんなさい)
でも今もあの頃と何ら変わらず、爬虫類の鱗の一粒一粒にときめきを感じます。
そのときめきを、自分の中にだけ留めるようになった部分だけが成長。
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